初めましての方は初めまして!そうでない方はいつもお世話になっております!
シャリタツってじたばた覚えなくないですか...?となっている, ナツと申す者です.
今回は, 「サビぬき」さん主催の「俺寿司杯2カン目!」に参加させて頂いたので, ナツが今回育成までして使用しなかった個体と実際に使用した個体と大会結果の方を, メモ書きレベルで残していこうと思います.
【大会概要】
大会概要はこちらになります!第三回があるかも?なので気になる方は要チェックです!(前大会や今大会の他の方の使用個体記事もあるので参考になるかもです!)
前回のルールに加え, フェアリーテラスタルとノーマルテラスタルの使用が可能となっています. フェアリーテラスタルの場合のみ, 特性呼び水の個体を使用してはいけないルールになっています.
【参加経緯】
前回のシャリタツ1on1では最終5位とまずまずの成績であり, 前回使用した型が意外と好評だったため, ベスト3を目指してリベンジしたかったのが, 今回の参加経緯です.
【環境考察】
ナツの環境考察方法に則っていきます.
②種族値と特性を見る
③覚える技を見る
④こんなのが強そう!と妄想する
⑤逆張りなので④で出てきた型に勝てる④で出てきた型とちょっとでも違う要素を盛り込んだ型がないか考える
①②③に関して, 大まかな部分は前回と変わらなかったです. 前回の大会記事のリンクを乗せておきます. (宣伝にもなってイイね)
natsu-kurobatto.hatenablog.com
前大会の記事を読むのめんどくさい!という方向けに簡単にまとめると,
物理特殊共に火力優勢な性能に加え, 物理特殊両反射可能な性能を持っている
というものになってます.
④前大会と変わらず, 上から高火力で殴るのが強そうですが...
前大会と異なる点として
(1) フェアリーテラス追加よる, ドラゴン技採用の安定性低下+水技採用価値向上
(2) ノーマルテラス追加による, 環境内最大火力の向上
(3) 第二回大会のため, 前大会強かった型を参考にした育成が可能
の3点が挙げられますが, 特に(2)と(3)の影響が大きいと考えました.
その結果, 流行しそうな型としては,
ノーマルテラスの高速スピンor凍える風(S操作)→ギガインパクトor破壊光線
ノーマルテラスの鉢巻ギガインパクトor眼鏡破壊光線
気合のタスキを持ったカウンターミラーコート
の3つだと考察しました.
⑤この地点で, やはりS操作によって相手のタスキをケアしつつ2ターン目で高火力をぶち込むのが強いと考えたため, ノーマルテラスの恩恵を受けられる「高速スピン」を軸に調整を考えました. また, 2貫目に使用できる型として, 「凍える風」を軸にした調整も考えました.
【努力値調整案1】
この地点で高速スピンからギガインパクトのルートを取る場合に必要な調整は
高速スピン→ギガインパクトで倒せる攻撃力
ノーマルテラス鉢巻ギガインパクトを耐える防御力
ノーマルテラス眼鏡破壊光線を耐える特殊防御力
の3つだと考えました.
そのため, 試しに最大火力となるノーマルテラス鉢巻ギガインパクトとノーマルテラス眼鏡破壊光線のダメージ計算を行ったのですが...
いや全然耐えないじゃん!全然絶えるじゃん!
逆にこのダメージ計算が, 火力に特化しても火力UPアイテムがないと返り討ちにできないって証明してしまっとるやん!
仮に火力無振りだった場合の与ダメージはどれぐらいなのか...
仮にチイラのみ発動しても, なかなかの高乱数を引く必要があるため, やはり火力にもある程度振る必要があるか...
となると, 2発で倒すのではなく, 高速スピン×2+ギガインパクトの3発で倒す調整にして, ガッツリ耐久に振った方が良いのではないか...?
ただ素早さの部分で, +2の状態で最速+1を抜けない場合に不利を取ってしまいそうだ...
などなど色々考えた結果, ノーマルテラス物理型の方が多くなると予想し, ノーマルテラス眼鏡破壊光線の確定耐え調整を断念しました.
その結果, 導き出した努力値調整案は次のようになりました.
〈@チイラのみ 慎重 H156 A52 B148 D140 S68 ノーマルテラスタル〉
【技構成案1】
コンセプトである「高速スピン」「ギガインパクト」は確定とし, 残り2枠にはHB特化に対応できそうな「竜の舞」, 反射技やHP管理に便利な「身代わり」を採用しました.
【完成したシャリタツ1】
HB : 特化ノーマルテラスの, 高速スピン+ギガインパクト を確定耐え
準特化ノーマルテラスの, 鉢巻ギガインパクト を最高乱数以外耐え
特化ノーマルテラスの, 高速スピン を身代わりが最高乱数以外耐え
HD : A4C特化ノーマルテラスの, 高速スピン+破壊光線 を確定耐え
S : +2で最速+1抜きまで
A : B4に対して, ノーマルテラスした高速スピン→+1ギガインパクトで確定
H252B4に対して, ノーマルテラスした高速スピン×2→+1ギガインパクトで全て最低乱数を引かない限り確定
色々考察した結果, 結局前回とほぼ同じチイラシャリタツが完成したのですが...
前大会とほぼ同じ型であり, 面白さに欠ける
前大会で結果を残したこともあり, 対策が厚い可能性がある
そして何より命中90がたくさん外れる気がする()
という3点から, 一旦他の型も考察することになりました.
【努力値調整案2】
ということで, 別の型を模索することになりました.
先ほど努力値調整を考えたときに分かったことは...
ノーマルテラス鉢巻ギガインパクトとノーマルテラス眼鏡破壊光線の両方に対応しつつ, 返しの攻撃2発で落とす努力値調整は不可能である
ことです.
安定して勝つのだいぶ難しいんじゃないか...?と1時間程度考えていたのですが...
ノーマル技の警戒ばっかしてるんだったら, ノーマル半減できるホズのみとか持たせてみるのどうですか...?
ホズのみを持たせることで, 初手の拘り最大火力を耐えることが出来たり, 意外とバカにならない火力が出る高速スピンのダメージを抑えることができます. そのため耐久に振る努力値を減らし, 火力に努力値を振ることが出来るのではないかと考えました.
しかし厳しかった部分は, 拘っていない初手の高速スピンに対して, 高速スピン2発+ギガインパクトor破壊光線を耐えるラインを確保しなければならず, 耐久方面に結構ガッツリ努力値を持っていかれてしまったところです...
その中で相手を倒しきる火力をどう補うか考えました. 3回の行動で相手により多くのダメージを与えるためには能力2段階上昇技を使用するのがベストだと考え, 「悪巧み」を採用した特殊型がいいのではないかと結論づけました.
余った努力値を上手く振って, C+2状態でダメージ計算を回したところ, 命中安定技である等倍テラバーストでも火力が十分に足りそうだったので, テラバーストをメインウェポンとして採用しました. (凍える風の命中95外しは仕方ない...)
最後にテラスタルのタイプを, ノーマルにするかフェアリーにするかで悩みましたが,
水技採用よりも竜技採用の方があり得そう
ホズミラーだった場合に, ノーマルテラバよりフェアリーテラバの方が強い
の2点で, フェアリーテラスタルを採用しました.
色々考察した結果, 導き出した努力値調整案は次のようになりました.
〈@ホズのみ 控え目 H100 B164 C4 D228 S12 フェアリーテラスタル〉
【技構成案2】
コンセプトである「凍える風」「テラバースト」「悪巧み」は確定とし, 残り1枠にはタスキミラーコートに対して強く出られたり, 火力のない高速スピンや凍える風に対してアドバンテージを取ることができる「身代わり」を採用しました. 身代わりの採用を決めた5分後に, ノーマルテラスの特化高速スピンを身代わりがほぼ確定で耐える という面白い調整に (偶然) なっていたことを知り, 立ち回りに幅を持たせられました.
【完成したシャリタツ2】
HB : ホズ込みで準特化ノーマルテラスの, 高速スピン×2+ギガインパクト を確定耐え
ホズ抜きで特化ノーマルテラスの, 高速スピン を身代わりが最高乱数以外耐え
HD : ホズ込みでA4C準特化ノーマルテラスの, 高速スピン×2+破壊光線 を確定耐え
C : H252D4に対して, +2凍える風→+2フェアリーテラバーストで確定
S : 余り (本当は28振りたかったが余裕がなかった)
これで前大会と全く異なる型が完成したぞ!
立ち回りは...
1ターン目 テラスタルを切って悪巧み
2ターン目 初手の技によって行動を変更, 素早さ関係とある程度の火力を把握
相手の方が速かった時, 相手の使用した技が...
ギガインパクト→鉢巻なら凍える風, 鉢巻以外は身代わり
破壊光線→眼鏡なら凍える風, 眼鏡以外は身代わり
高速スピン→テラバースト連打
凍える風→テラバースト連打
守る→身代わり
相手の方が遅かった時, 相手の使用した技が...
ギガインパクト→身代わり
破壊光線→身代わり
高速スピン→凍える風から身代わりの後にテラバースト
凍える風→凍える風から身代わりの後にテラバースト
守る→身代わり
ノーマルテラスタルの高速スピン1発でこちらの身代わりが消える展開になる場合と, ノーマルテラステラバーストとギガインパクトor破壊光線を両採用している場合は負けると思います.
今大会は, このシャリタツ1匹で戦い抜くことになりました.
【大会結果】
11勝2敗, レート1616で2位でした!目標だったベスト3に入ることが出来て素直に嬉しいです!
【終わりに】
主催者様である「サビぬき」さん, 対戦してくださった皆様, 本当にありがとうございました!
また, ここまでご精読してくださった皆様, 本当にありがとうございます!
負けた2試合のうち, 1試合はシルクのスカーフ(だと思います) により, ナツの考察以上の火力を出せる型, もう1試合はノーマルテラスでテラバーストと破壊光線を両採用している型でした. どちらも切り気味な型だったので, 素直に完敗でした.
それでは改めまして, ここまでのご精読, 本当にありがとうございました!