何も考えず大学院に行った男の末路 ~皆様には自分と向き合って生きて欲しい~

 お久しぶりです. ナツです.

 現在大学院2年生の僕ですが, そろそろ修論を書く時期になりました.

 ストレス発散のため, 完全主観で大学院生活を振り返ろうと思います. (突然すぎる)

 

 

 

 

 

【はじめに】

 本文の趣旨と致しましては

 

 僕のような人間は大学院に行くことをお勧めしない

 

 という内容になっています.

 

 皆様に伝えたいことと致しましては

 

 自分と向き合って生きて欲しい

 

 ということです.

 

 (自分に伝えたいこととして, この失敗をまとめることで未来に活かして欲しい, というのがあります.)

 

 

【僕のスペック】

 ロボットに全く興味がないにも関わらず, ロボティクス分野の研究室に所属している23歳男性貧乏大学院生. (興味ないことを借金してやっている人と思ってください.)

 

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【学歴等】

 高校

  地元の自称進学校 (偏差値68らしい)

 大学

  前期 大阪大学落ち (落ちたから言っていいよね...)

  後期 地方国公立大学 (レベルは高いらしい)

 大学院

  同じ大学の院 (就活においてはある程度の学力レベルらしい)

 就職内々定先 (一応受かって辞退したところ全部書いときます)

  地元の設計職 (念のため受けておいたレベル)

  大学のある県の設計職 (念のため受けておいたレベル)

  愛知のメーカー×2 (産業機械作ってるところと, 工作機械を作ってるところでした. グループ面接時に就活生の研究の専門性が高いな~思って気持ち悪くなってました.)

  

 

【僕が大学院に行った理由】

 ①理系であり, 周りの同級生のほとんどが大学院を志望していたから

 ②大学3年生で就活をサボったから

 

 ①僕が大学院進学した理由の7割を占めています. 理系だからとりあえず大学院に行くのがいい, 全体データでも85%は大学院に進学進学している, という何も考えていない理系人間がデータを都合よく利用した典型的失敗例ですね.

 

 ②僕が大学院進学した理由の3割を占めています. ①の理由をいいことに, 完全にだらけてしまいました. 大学受験で失敗したことが悪い方向に影響し, 努力をしない人間になってしまったのがダメでした. また, 周りの高校の同級生がいい大学に進学したことも悪い方向に影響し, 人と比較して自分を卑下する癖がついた, 素直に他人の努力を称賛できない人間になってしまったのも良くなかったです.

 

 

【僕が思う大学院へ行くメリット】

 ①1つの分野をより深く探求できる

 ②就活が楽だった

 ③学会への参加が可能

 

 ①大学院に進学する理由として一番なのがこれだと思います. 研究というのは少なからずその分野に興味がある人が自主的にやるものなのだと体で実感しました.

 

 ②僕の場合は色々な面で楽でした. 仕事内容に拘りはなかったので, エントリー時は自分の研究分野にかなり近いことに取り組んでいる企業を選び出す作業でした. (自分の研究に絡めて志望動機が書けるのでやりやすかったです.)

 また, 同級生のように超大手に就職しようという気持ちはなく, とりあえず内々定もらえばどこでもいいやという気持ちだったため, ある程度学歴を利用して取り組めたのも大きかったです. (就活終わる直前に, 「給料/仕事の楽さ」の値が高いところがいいなと思いました.)

 

 ③同じ研究室の人は, 学会と旅行を兼ねて都心に行ったり海外に行ったりしてました. 僕は論文を書く苦痛や研究室間での人間関係, プライベートでのいざこざが重なった結果, 完全に精神を病んだので, 研究室に3か月ほどいけませんでした. もちろん参加できそうな学会は全て出ませんでした.

 

 

【僕が思う大学院へ行くデメリット】

 現在皆様が働いている時間の2/3程度の時間で研究を行っています. 僕の場合, 200万ほどお金を借りて大学院に行っています. また生活費がないので, 土日はだいたい1日バイトをしています.

 僕のような人間が大学院に行くと, お金も体も心もオワオワリになります. 体と心が破綻して研究室に足を運び入れることに恐怖を覚えた3か月を今でも忘れません.

 

 当時奇跡的に研究室に戻れたのは, 「大学院中退は大学卒業にも関わらず新卒カードを得られない」「中退した瞬間借金返済開始」という2つの要素と「体と心を破壊して1年ちょい地獄に赴く」という1つの要素を天秤にかけた結果, 地獄に赴く方が将来幸せだと判断したからです.

 学部生の時に少しでも自分と向き合えたら, と後悔しています.

 

【結論】

 いい意味でも悪い意味でも, 大学院は自分の興味を探求できる素晴らしい施設です. 生半可な気持ちで進学した者が生き残れるほど甘い環境では, 物事を探求することが難しい, ということなのではないかと思いました.

 もし進路に悩んでる人がいたら, 自分と向き合うことをお勧めします. 「他の人」や「周りの人」が主語になる要素は全て取り除きましょう. (他の人がやっている等) やりたいことがないという場合でも, 「自分はやりたいことがない人間なんだという事を考えて得られた」ということが大事だと思います.

 その経験が一歩踏み出すきっかけになるはずです. 僕はそれすらせず, 自分から逃げまくって人生を終わらせようとしたこともあります. ただ, 最後に自分と向き合った結果「ゲームするのが楽しすぎる→生きるしかない→ある程度お金欲しい→社会人にならないと→リアル頑張るしかない」という論理が完成したため, ギリ耐えました.

 

【最後に】

 ここまで読んでくださった方, 本当にありがとうございます. リアルやTwitter, Discordなどで僕と仲良くしてくださってる皆様には感謝しかないです. 僕は皆様に何度も救われて生きることができています. 本当にありがとうございます.

 愚痴みたいで何言いたいのかよく分からなくなっちゃいましたが, 自分の吐き出したいことを色々書けて満足してます.